巣から落ちた、ふくろうの子

巣から落ちたふくろうの子を神社の森で見つけた。

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となりまちの自然観察園に電話でうかがえば、
そのままにしておくのが最善、という。
ノラ猫などにやられないかぎり、
近くにいるはずの親が面倒をみるだろう、という。

日ごと、ようすをさぐりにいった。
年に一度、はつうまの祝いでにぎわうほかは、
ひとけのない森である。
ひとの姿をみれば親鳥も警戒するだろうから、
生きているのを確認しては、すぐ立ち去った。
同じ場所に同じ姿勢でいた。
置物のようにカラダを立てているのである。

ふくろうは、ほかの鳥とちがって、
地面のものをついばむ姿勢はとれないのだろうか。
そこにいるのは、自力でエサを摂るまでに、
まだ時間がかかりそうなこどもなのだが。
姿勢をみれば、体長ではなく、
背丈、といいたくなる、
14~15センチだった。

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二日目には雨が降った。
三日目も生きていた。目をみはっていた。
(こどもながら、するどい目)
声はなかった。
四日目、むくろとなって横たわっていた。
外敵にやられた形跡はなく、
すこしよごれたかな、というかんじだった。

巨木の根かたに運び、枯れ葉をかぶせた。
夏になっても、秋がきても、
神社へ行く気になれなかった。

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