直喩のカーブに電気を走らせよ

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2009年元旦
カラスの宴なし
つるされたカラスのごとき人影
街道にひとつ。


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人影は
いま地平のかなたを昇る陽に撃たれ
顔が燃え
あいさつが燃える
見ず知らずの人どうし
新しい年に少し照れながら。


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立て看板 直喩にかぎらず比喩に電気を走らせるのは表現者としてとうぜん意を払うべきところではあるけれど、なかなか身体がしびれるような比喩にはめぐり合えない。創り出すがわとすれば、衒いばかりが目立ってほんらいの言葉の輝きを失わせてしまうことを恐れなければならないし、言葉の発電機はあのぬるぬるした生きものとそっくりで、とらえがたく、いつでも適切な電気を起こしてくれるというわけにはいかないもののようだ。

photo2009.1.1


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