

8月8日あさ、ケースの中でサナギから落ちたルリタテハは、まだがんばって生きている。

はねが通常のはんぶんもない。カラダもやや「く」の字に曲がっている。
ポリエチレン製の小さなかごにエサ台の木切れと、水分補給用の水を浸したスポンジが入っている。
かごは網目になっているから、そこに止まることはできる。それにかごには止まり木として細い棒を横に渡してある。

左右のはねを合わせると、はねの屈曲がより正確に見てとれる。「く」の字に曲がって、ぴったり重なり合う状態。
羽化途中のサナギからの落下でおそらくこれがもっとも大きな痛手とおもわれる。
飛べないはねでばたばたもがくものだから、さらに輪をかけてはねがちぎれる。

エサはカブトムシ用のゼリーを水で溶いて、エサ台のくぼみに入れてある。
羽化から5日。飛べないはねを元気にふるわせているところを見ると、間に合わせの蜜を吸っているのだろ。

エサ台の蜜がほとんどなくなっているのに気づいて補給したが、ことのついでに指の先に蜜をつけて吸わせてみた。
ルリタテハはあのぜんまい状の口を伸ばして、吸う。
くすぐったい…ということは指に刺戟があるからで、ルリタテハはたしかに指の先の蜜を吸っているのである。
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- 2008/08/13(水) 18:58:49|
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8月8日AM5:20 ケースの中でさなぎから落ちた羽化半ばの蝶を発見。
AM5:34 黒いぬめるようなものの上にチョウのカラダが仰向けになっているのを、爪楊枝にしがみつかせ、マグネットつきのクリップで爪楊枝の先をはさみ、下駄箱のふちに置く。
黒いぬめるようなもの、というのはいまだ翅になりきれない翅であった。

AM5:34 翅の表面にあざやかな緑のしずくが数滴ふくらみはじめる。

AM5:55 みどりのしずくが黒ずむ。
AM6:40 爪楊枝にすがったまま、ちぢんだチョウのかたちで力尽きたかのようにみえた…が、ほどなくしてチョウのしりから糸状のものが光って流れる。ひとすじ、ふたすじ。放尿か。
しかし息を吹きかけても反応しない…。
AM7:05 ふいに翅を大きく動かす。

AM7:13 この時点で左の下翅が半ばから内側へ折れたままなのが確認できる。

AM8:19 爪楊枝から1メートルほど飛んで網戸へ。

AM8:22

AM8:31


AM8:32


AM8:37


上翅の損傷も著しいが、左の下翅は折れたままとなり、飛べない。
とりあえずケースに入れてようすを見、外へ出せるようなら放つことにする。
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- 2008/08/08(金) 13:18:05|
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